フランス発 プレミアムブランド『FOCAL』の 最新デモカーを聴く! #4: Mercedes-AMG・E63 | Push on! Mycar-life

フランス発 プレミアムブランド『FOCAL』の 最新デモカーを聴く! #4: Mercedes-AMG・E63

カーオーディオ 特集記事

フランス発 プレミアムブランド『FOCAL』の 最新デモカーを聴く!
  • フランス発 プレミアムブランド『FOCAL』の 最新デモカーを聴く!


スピーカーの世界的リーディングブランド『FOCAL』の“今”を、最新デモカーを取材して探っている。4回目となる今回は、フラッグシップシリーズ『Utopia Be』スピーカーを搭載した『Mercedes-AMG・E63』をクローズアップ。果たしてその音は…。詳細にお伝えする。



これまで、2台のデモカーをご紹介してきた。ともに、“カスタムフィットモデル”シリーズの注目アイテムを搭載し、『FOCAL』の新たな魅力を表現していた。



それらに対して、この『Mercedes-AMG・E63』は、フラッグシップシリーズのスピーカーを搭載するハイエンド仕様車だ。採用されているスピーカーは、『Utopia Be』シリーズの「165 W-RC」(税抜価格:15万円)。トップエンドの「ULTIMA」ではないので、『FOCAL』サウンドの究極を表現するものではないが、現実路線の中での最上の音を聴かせるためのクルマと言っていいだろう。



最大の見どころ(聴きどころ)は、その「165 W-RC」のポテンシャルをマックスに引き出すべく、それ以外のユニットを、ジャパニーズハイエンドカーオーディオブランド『BEWITH』の上級ユニットで固めているところ。『FOCAL』と『BEWITH』のコラボが、どんなサウンドを奏でるのか…。興味津々で取材をスタートさせた。





Mercedes-AMG・E63 by FOCALMercedes-AMG・E63 by FOCALMercedes-AMG・E63 by FOCAL


Mercedes-AMG・E63 by FOCAL





最初に搭載システムをご紹介しておこう。ヘッドユニットは「STATE MM-1D」。プロセッサーは「Mirror Station AZ-1」。そしてパワーアンプは「Accurate A-110S II」×4台。さらには安定化電源である「Accurate A-50A」も加えられている。そうそうたる顔ぶれだ。そしてフロント2ウェイが『FOCAL』の「165 W-RC」、という次第だ。



ちなみに、インストールスタイルも現実路線。ツイーターはミラー裏へとカスタムインストールされているが、ミッドウーファーはインナーバッフルでの装着だ。クルマへのダメージを最小限に抑え、マニアックさをできるだけ払拭してある。ハイエンドシステムを搭載しながらも、見た目はあくまで親近感が持てるナチュラルな方向性だ。



さて、インプレッション・リポートに移ろう。運転席に乗り込み、デモンストレーションを開始していただくと…。



音が流れた瞬間に鳥肌が立った。それまでに聴いていた2台とは完全に別次元のサウンドが、耳に飛び込んできた。



まず、リアルさが桁違い。手を伸ばせば楽器に触れられそうな感覚。とにもかくにも実在感がずば抜けている。そして、質感の良さが極限的だ。ハリ、ツヤ、深みがそれぞれ最上レベル。そしてどこまでも繊細で、どこまでもスムーズだ。なんとも耳に心地良い。



その上で、あくまでもナチュラル。余分な響きや装飾的な要素は一切なく、ただただ素材の旨みだけを存分に感じ取れる。



結果、音楽が感動的に伝わってくる。音楽性豊かに原音を再現し、感情が大きく揺さぶられる。



ヘッドユニット始めとした『BEWITH』製品が、鮮度の高い信号を伝送できているのだろう。S/Nが高く情報量豊富な信号を、スピーカーに余すことなく送り込めている。そしてその質の高い信号を、「165 W-RC」がロスなく忠実に再現できている。





Mercedes-AMG・E63 by FOCALMercedes-AMG・E63 by FOCALMercedes-AMG・E63 by FOCAL


Mercedes-AMG・E63 by FOCAL





『FOCAL』と『BEWITH』の相性も良い。フル・ビーウィズのサウンドとはまたひと味違った、独特の気品が感じられた。リアルでナチュラルでありながら、どこまでもリッチでエレガント。いつまでも浸っていたいと思わせる、極上の音世界を堪能できた。



ちなみに、『FOCAL』の本国スタッフもこのクルマのサウンドを聴き、大いに驚いたとのことだ。彼らを持ってしても、『FOCAL』の新たな一面の発見があったのだろう。それほどまでに『BEWITH』製品のポテンシャルが高く、かつ『FOCAL』スピーカーがそれに応え持ち味を発揮した、というわけだ。



ところで『FOCAL』社のホームページでは『Utopia Be』シリーズをはじめ、スピーカー・ユニットの詳細な特性を公開しており、それを参照することでインストールやプロセッサーの調整において、スピーカー・ユニットの性能を100%引き出すことが可能だ。この情報開示は、『FOCAL』社の自信の現れと言っていいだろう。



今回3台の『FOCAL』最新デモカーを聴いて、『FOCAL』の懐の深さ、レンジの広さ、魅力の多様性をつくづくと思い知らされた。『FOCAL』が、入門者からハイエンドユーザーまで、それぞれにワンランク上の満足を提供できるブランドであることを実感できた。



これらのデモカーは、今後、さまざまなイベントや、全国各地のプロショップを回る予定とのことだ。どこかで見かけた際にはチャンスを逃さずぜひともご試聴を。『FOCAL』の“今”を感じ取れはずだ。





《太田祥三》
page top