カスタム・オーディオマシン Special Feature !! スピンオフ! その、“サウンド・クオリティ”にズームイン!! #2: BMW・325i Msports by ARKRIDE | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン Special Feature !! スピンオフ! その、“サウンド・クオリティ”にズームイン!! #2: BMW・325i Msports by ARKRIDE

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カスタム・オーディオマシン Special Feature !! スピンオフ! その、“サウンド・クオリティ”にズームイン!!
  • カスタム・オーディオマシン Special Feature !! スピンオフ! その、“サウンド・クオリティ”にズームイン!!


連載企画、“カスタム・オーディオマシン Special Feature !!”の“スピンオフ”版をお届けしている。コンセプトは「カスタム・オーディオマシンのサウンド・クオリティに迫る」こと。2週目のとなる今回は、千葉県の実力ショップ、アークライドのデモカー、BMW・325i Mスポーツにズームイン! どのような音が聴けたのか、じっくりとリポートしていく。



最初に、システムレイアウトからご紹介していこう。



ヘッドユニットはカロッツェリア・DEX-P01II。それにカロッツェリアX・CD-7Xをつなげ、同機を経由してUSBまたはiPad miniをソースユニットとして使用している。プロセッサーもカロッツェリア・DEQ-P01IIだ。パワーアンプは計3台使っている。すべてロックフォードで統一し、T600-2×2台(写真では3台に見えるが、1台はキャパシターだ。アンプのボディを使ったフェイクカスタムなのだ)、POWER1000JP×1台、という構成だ。



そして圧巻なのはスピーカーレイアウト。ミッドウーファーをW付けしてのフロント3ウェイ+サブウーファーとしているのだ。ユニットはすべてをJLオーディオで統一し、2ウェイコンポーネントスピーカー、ZR650×2セットに、ミッドレンジとして、C5-400をプラス。サブウーファーには10W7-3を採用している(ドアにもツイーターがセットされているがこれはかつての名残りで、3ウェイ化してからは鳴らされていない)。






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このシステムで目指したサウンドとは…。それはズバリ、生粋の“パワーハイファイ”サウンドだ。それも、体で浴びるハイファイサウンド、しかも、“ふくらはぎで感じる”ことを重視しているという。



このようなサウンドを実現するためのキモは、もちろんミッドウーファーだ。W付けを行うことで、低域をドアでしっかりと鳴らし切ろうとしている。そうすることで音楽のパワー感をより多く体で浴びられる。さらには、よりリアルなステレオイメージの再現を目指す上でも、ミッドウーファーWは有利、とのこと。言い換えるなら、サブウーファーに頼り過ぎない、という観点である。



インストール手法にもコダワリが満載だ。まずはミッドウーファーの取り付けにおいて。



ポイントとされたのは背圧のコントロールと強度。背圧を効率的に抜くために、バッフルは鉄板から立ち上げるのではなく、ドアの内張りから立ち上げる作戦を決行。パネルにはFRPと防振材を超大量に用いて、あり得ないレベルでガチガチに固めてある。



ミッドレンジは、純正位置にインナーバッフルで取り付けた。ど派手なサウンドコンセプトを持ちながらも、インストールスタイルはシブく抑制を効かせた方向性。サブウーファーは、Hi-Fiマシン的にトランクから前向きに取り付けて、低音を室内に直接デリバリーしている。ピラーのツイーターはセオリーどおり耳の高さに取り付け、反射の影響がもっとも少ない角度がチョイスされている。






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さて、そのサウンドである。



一聴してまず感じたのは、ナチュラルさ。帯域バランスが自然でステレオイメージが的確。音色もとにかくリアルだ。ど派手なサウンドをイメージしていたが、いたってHi-Fi、そして実に心地良い。



その上で全体が分厚い。低域、中域の厚さは特に顕著。情報量が多く、パワー感も満点だ。ピュアでありながら、同時にパワー感も十二分な、聴き応え抜群なHi-Fiサウンドが味わえた。



そしてそこからボリュームを徐々に上げてみると…。



ここでコンセプトの意味を理解した。聴けたのはまさしく、“パワーハイファイサウンド”。ボリュームを相当に上げてもいたってクリアでかつバランスも崩れない。そしてそのパワー感たるや、いやはや、凄いのひとことだった。音像はあくまでも前方定位していてステレオーイメージもそのまま。しかし全身で音を浴びている感覚。特にふくらはぎにビンビンと音波が伝わってくる…。






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いいものを聴かせていただいた。あくまでもまっとうに原音再生を行いながら、パワー感の再現にもこだわり抜く。そしてフルボリュームで鳴らした時に特に真価を発揮! 正真正銘の“パワーハイファイサウンド”を全身で堪能できた。



これは絶対に体験すべき音である。興味があれば、アークライドまで、ぜひ!




《太田祥三》
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