サウンドステーション アンティフォン 松居 邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど〜なのよ?』 #74: デモカー・Audi ハイレゾ化への道 #04 システム構築編 Part.2 | Push on! Mycar-life

サウンドステーション アンティフォン 松居 邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど〜なのよ?』 #74: デモカー・Audi ハイレゾ化への道 #04 システム構築編 Part.2

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サウンドステーション アンティフォン 松居 邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど〜なのよ?』
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サウンドステーション アンティフォンのデモカー、Audiのシステム構築について松居さんに語っていただいている。今回はここまでのおさらいと、今後の展望について語っていただく。現在実現できていること、その利点、そして、さらに何を目指そうとしているのか。それらをじっくりと解説していただいた。



ここで一旦、ここまでの歩みを整理しておきたいと思う。



そもそもの発端は、デモカー・Audiの純正オーディオをソースユニットとして活用しながら、その上でHi-Fiシステムを構築しようと思い立ったことにある。それは1度、とりあえずのゴールを迎えたのだが、その後、オーディソンから、ハイレゾなソースを扱えるマルチメディアプレーヤー『bit Play HD』が発売されたことで、再び動き出した。ならばそれをAudiに導入し、“純正オーディオを活用したHi-Fiシステム”をさらに発展させようと考えた、という次第なのである。



実は『bit Play HD』を導入する前にも、ウエスタンデジタルのストリームプレーヤーの導入にトライしている。しかし、エンジンを止めるとすべてがシャットダウンするためにそれを断念。次にはメモリー機能の付いたマルチメディアプレーヤー『デジ像』に変更したが、音質的にアナログ接続の純正CD再生や、iPod再生とそう変わらないことに意気消沈していた。そこにきてこの『bit Play HD』の登場である。これにより、後退していた意欲に再び火がついたのだ。




bit one





『bit Play HD』が手元に届き、まずは家庭用のオーディオと同じ環境を作ろうと、保有するミュージックライブラリーのほとんどを『bit Play HD』のメモリーに積み込んだ。家と同じように、聴きたい曲をいつでも呼び出して聴けるようになった。しかもハイレゾなFLAC形式のファイルもそのまま再生できる。さらにはWifi経由で、スマートフォンの楽曲データを再生したり、『bit Play HD』内のHDDにコピーすることもできる。



画して、家と変わらないソース環境が整い、曲目等は純正モニターに表示できるし、上で書いたように+αの機能まで加わっている。「バンザーイ」と叫びたいところではあるのだが…。



実はもう一つスッキリしていない。オーディオのレベルの問題である。このAudiには以前、カロッツェリアXのシステムが搭載されていた。そのシステムを、スピーカー以外すべて新しいデモカー・アクアGzに引っ越し、純正オーディオをソース源とするシステムに変更したわけだ。



今度は、スピーカープロセッサーにオーディソンの『bit one』を使用している。このモデルを選んだ理由は、入力スタイルへの対応力だった。Audi純正 bang & olufsenのフロント3WAY+サブウーファーのスピーカー出力を取り込まなければいけなかったからである。『bit one』なら、それをリイコライズして取り込める。



そして、パワーアンプにはモスコニ・ZERO4を2台、左右使いで使用。これを選んだ理由はあくまで個人的な問題で、ダイヤトーン・DS-SA1との相性がとても良かったからである。



しかし未だにいろいろな試行錯誤から抜け出せないでいる。理由はアクアとの差がなかなか埋まらないからだ。もう1台のデモカーとして製作したアクアには、カロッツェリアXのシステム、カロッツェリア・RSスピーカーによる3WAY+サブウーファー、パワーアンプはRS-A09とRS-A99、以上のシステムを積んでいる。



音色的な魅力では、Audiもまんざらではないのだが、解像度やS/N感においてはアクアのほうが勝っている。現状は、システムの総合力でアクアが上なのだ。演奏の臨場感が違うのである。運転のパフォーマンスでは若干Audiのほうが楽しいはずだが、AUDIO的レベルの高いアクアのマイレージばかりが進むのである。



ただ、Audiのほうはまだ最終段階まで進化を遂げてはいない。純粋なハイレゾ再生環境が完成していないのだ。



次のステップへと進もうと考えている。ハイレゾに対応するプロセッサーへの変更だ。そうすることで、『bit Play HD』のポテンシャルをフルに引き出せるはずだ。



次回からはいよいよ、新章に突入する。お楽しみに。




《松居邦彦》

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