DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #3: ウェイブ トゥ ポート(鳥取県) | Push on! Mycar-life

DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #3: ウェイブ トゥ ポート(鳥取県)

2014年の10月からデリバリーが開始されている話題のニュースピーカー・ダイヤトーン『DS-G500』。この実力と魅力を検証すべく、全国の有力インストーラーに取材している当コーナー。3回目となる今週は、鳥取県の人気ショップ・ウェイブ トゥ ポートの山本さんにご登場いただく。山本さんは『DS-G500』をどう評価しているのだろうか…。

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DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く


2014年の10月からデリバリーが開始されている話題のニュースピーカー・ダイヤトーン『DS-G500』。この実力と魅力を検証すべく、全国の有力インストーラーに取材している当コーナー。3回目となる今週は、鳥取県の人気ショップ・ウェイブ トゥ ポートの山本さんにご登場いただく。山本さんは『DS-G500』をどう評価しているのだろうか…。

最初に、『DS-G500』のファーストインプレッションから教えていただいた。

「『DS-G500』を指名買いされたお客様のクルマに取り付けて、そこで初めてじっくりと聴き込みました。ダイヤートンサウンドナビのNR-MZ90との組み合わせで、アンプは同ナビの内蔵アンプです。車種はスズキ・ハスラーで、スピーカーのインストールスタイルはストック調。ツイーターはピラーに埋め込みましたが、ミッドウーファーはインナーバッフルで装着しました。

まず感じたのは、中・高域のキレイさですね。そしてツイーターとミッドウーファーのつながりの良さにも驚かされました。インナーバッフルで鳴らしてここまでつながるスピーカーはそうそうないと思いますよ。ツイーターは下まで、ミッドウーファーは上まで、しっかりと伸びているんでしょうね。それぞれの振動板の素材が同一であることも功を奏しています。とにかく、2ウェイそれぞれのスピーカーが存在を主張せず、しっかりとステレオイメージを再現してくれていました。

前モデル『DS-G50』もつながりが良く、中・高域を美しく再現するスピーカーだったのですが、良さがさらに伸びている、という印象でしたね。完成度の高さを感じました」



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さて、次には『DS-G500』はどのようなユーザーにおすすめなのかをお聞きした。

「10万円台中盤の製品ですから、まずはエントリースピーカーからのステップアップを考えている方にぴったりなのですが、初めてシステムを組む方にもおすすめしたいスピーカーですね。せっかくなのでできるだけ良い音を聴きたいとおっしゃる方には、『DS-G500』を提案させていただいています。ヘッドとスピーカーを同時に導入する場合には、『DS-G500』より高価なスピーカーとなると、予算総額的に相当にハードルが高くなってしまいますし。

『DS-G500』は、ハイエンドの入門機、という立ち位置にあると思います。これを選んでおけば後々もずっと使えます。パワーアンプを追加してもスピーカーが役不足になることはありませんね。

サウンドコンペに興味がある方にもおすすめしたいですね。『DS-G500』なら十分に勝負になると思います。ご興味があれば、ぜひ」

さて今度は、『DS-G500』の“攻略法”もお聞きした。

「最初にヘッドの内蔵アンプ+『DS-G500』というシステムを導入した場合、次はサブウーファーに行くのが1つのセオリーですが、ぼくはむしろ、まずはフロント2ウェイだけでどこまで鳴らせるか、に挑戦してみてもいいのでは、と考えています。インナーバッフルで取り付けても性能を発揮できるスピーカーですから、アウターにしたらさらに良くなることは必至です。まずは『DS-G500』を十分に鳴らし切る。良いスピーカーだからこそ、その能力のすべてを引き出したいと思うんですよね。そしてその後にサブウーファーを付ければ、サブウーファーの効果もより顕著になりますしね」

最後にまとめていただいた。

「『DS-G500』は取り付ける車種を選びません。取り付け性が高いんですよ。マルチアンプ駆動するシステムにおいては、ツイーター、ミッドウーファーの性能がそれぞれ高いので、クロスポイント設定の自由度も比較的高めです。なので、車室内のコンディション、取り付け位置に応じて最適なクロスポイントを選べます。特性もナチュラルで応答性能も高いので、鳴らしやすいですし。どなたにも安心しておすすめできるスピーカーです。エントリーユーザーから上級者まで、幅広い層に試していただきたいですね」

いかがだったろうか。音質性能が高く、かつ、安心して使えるスピーカー、それが『DS-G500』、というわけだ。ミドルグレードのスピーカー選びをしているならば、『DS-G500』のチェックもお忘れなく。

《太田祥三》
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