Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート #4 | Push on! Mycar-life

Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート #4

Audi・A3
by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス

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Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート



Audi・A3
by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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北海道の実力ショップ、フィストはアウディ・A3で参加した。パワーアンプにRS-A09Xを4台使用。フロント3ウェイ+サブウーファーには、TS-Z1000RS、TS-S1000RS、TS-W1000RSを採用するというフルシステムを搭載していた。

ダイアン・リーヴスでは、全体を通しての定位感、音場感を意識して調整し、特に歌声に関して、ソウルフルさ、そして「限りない深さ」を表現するために過去の作品も確認して仕上げたとのことだ。ピアノ協奏曲では、各帯域のエネルギーバランスとステレオイメージに注意して調整し、透明感のある音場を狙ったとのこと。特に、ピアノ奏者のテクニカルな音楽表現に着目。他の作品も参考にしながら、スピード感、野性的なリズム感を大切にしながら仕上げたという。



BMW・316ti
by CAR-Fi
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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神奈川の人気店、カーファイはこちらのBMWで参加。プロセッサー & パワーアンプのRS-A9Xに、RS-A7Xを3台組み合わせるという“ピュアデジ”システムを採用している。スピーカーは、1000RSシリーズでフロント3ウェイ+サブウーファーを構成。

ダイアン・リーヴスでは、伸びやかな歌声、ピアノ協奏曲ではピアノ奏者のエネルギッシュでテクニカルなピアノ、それらを高解像度で表現できるように心がけたとのこと。スムーズなトーンバランスと音のピッチに注意し、各楽器のつながりにも気を配ったという。明確なサウンドを目指したとのことだ。その音は、低域の量感、パワー感が心地良く、また、中高域のエッジが立っていて各楽器をシャープに描いていことも印象的。ステージの再現性もリアルだった。



BMW・X1
by サウンドステーション AVカンサイ神戸店
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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兵庫県の実力ショップ、AV関西 神戸店のBMW・X1は、パワーアンプにRS-A99Xを2台、RS-A09Xを1台使用するというシステム構成。スピーカーは、1000RSシリーズからなるフロント3ウェイ+サブウーファーだ。A09Xでミッドウーファーを鳴らし、1台のA99Xでツイーターとミッドレンジを、もう1台のA99Xでサブウーファーを鳴らしていた。

ダイアン・リーヴスでは、音のツブ立ちに留意しながら、低音域の表現力に特に注意を払ったとのこと。あと、曲のムードも大切にしたという。ピアノ協奏曲では、厚みのある再現やピアノの力強さを大切にしたとのことだ。聴いてみると、なるほど低域のパワー感が印象的。そして全体的に、音のリアルさ、生々しさが特筆的だった。ステージが目の前に広がる感動的なサウンドを楽しめた。



NISSAN・レパード
by CityRoad福山
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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広島県の人気店、シティロード福山は、レパードで参加した。フロントスピーカーは、TS-Z1000Sの2ウェイ、それにTS-W1000RSサブウーファーを加えるというスピーカー構成。RS-A09X1台でミッドウーファーを、RS-A99X1台でツイーターとサブウーファーを鳴らすというシステムレイアウトが採用されていた。

シンプルなシステムレイアウトの中で、各スピーカーのつながりを重視したとのこと。それぞれのポテンシャルを十分に引き出し、“リアル感”あふれるサウンドを目指したという。実際のその音は、まず低域の躍動感が印象的で、ボーカルのヌケ、明るさも特長的だった。3ウェイにひけを取らない厚みあるサウンドが堪能できた。ピアノの余韻の美しさも心に残った。



Audi・A7 Sportback
by サウンドステーション AV Kansai 堺店
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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大阪府の名店、AV Kansai 堺店のアウディ・A7は、1000RSシリーズで構成されるフロント3ウェイ+サブウーファーを、RS-A09X×2台、RS-A99X×1台で鳴らすというシステムレイアウトを採用していた。

ダイアン・リーヴスでは“立っている”というテーマを“際立っている”と解釈し、解像度を追いかけ過ぎてガチガチにならないように注意しながら、深みと“らしさ”の表現を目指したとのこと。ピアノ協奏曲では、刺激的になり過ぎないように注意しながらも、極力、演奏者の若さと熱意を伝えられるように調整を施したという。試聴してみると、まず立体感に驚かされた。また、全体的に音が分厚く、繊細かつ緻密で充実感にあふれている。演奏者の息づかい、気持ちが伝わってくるかのような説得力のあるサウンドが堪能できた。



BMW・320 E92
by サウンドステーション ガレージ ショウエイ
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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高知県の有名店、ガレージショウエイはこちらのBMWで参加した。パワーアンプにRS-A09Xを5台使用するというスペシャルなシステムを搭載。鳴らすスピーカーはもちろん、1000RSシリーズで構成される、フロント3ウェイ+サブウーファーだ。

サウンドの構築においてはまず、パイオニアから発表された解説コメントを何度も読み返すことからスタート。その上でホーム・オーディオでの試聴を繰り返したという。ダイアン・リーヴスでは、表現性とツブ立ち感をどのように表現するかを考え、過去の作品も聴いて音楽表現の変化も研究。ピアノ協奏曲では、ピアノ奏者の驚異的な演奏力、そして木管と弦楽器のハーモニーに注力したとのことだ。その音はとにかくリアル。ステージの奥行き、広がり、立体感が素晴らしく、心に迫るサウンドが楽しめた。



TOYOTA・プリウスα
by SOUND EXPRESS マツデン
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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愛知県の老舗、マツデンは、プリウスαでエントリー。パワーアンプは、RS-A99X1台と、RS-A09X2台を使用。A99Xでは、オリジナルのネットワークを介して1000RSシリーズのツイーターとミッドレンジをドライブ。ミッドウーファーとサブウーファーは、A09Xを1台ずつ使って鳴らしていた。

ダイアン・リーヴスでは冒頭のスネア、バスドラム、ギターのバランスに注意しながら、その後に出てくるソウルフルな歌声とバックコーラス、ベースのうねりの表現に注力したとのこと。ピアノ協奏曲では、ピアノ奏者の跳ねるようなリズム感を損なわないように注意しながら、明瞭なステレオイメージを意識。試聴してみると、どっしりとしていてかつ伸びやかな低域がまず印象的。そして、ボーカルの余韻、艶、ハリも心に残った。



TOYOTA・プリウスα
by Garage A
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス



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群馬県の人気ショップ、ガレージAは、プリウスαで内蔵アンプシステムクラスにエントリー。現実的なスピーカーチョイスで臨んでいて、フロントスピーカーには、TS-V172Aを使用。サブウーファーにはTS-W1RSIIを使い、それを鳴らすパワーアンプにはPRS-D700を採用していた。さらに、スーパーツイーターも使用する。

調整においては、“中低域の音色の改善”と“音像の改善”を課題として取り組んだとのこと。タイムアライメント調整に細心の注意を払い、位相を整えることに注力したという。課題曲の、音数の多さをしっかりと表現できるように、解像度の高いサウンドを目指したとのことだ。スーパーツイーターの効果か、高域の滑らかさ、きめ細やかさが心地よく、低域のドライブ感も爽快だった。

《太田祥三》
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