【GROUND ZERO】GZPCシリーズ緊急サウンドインプレッション! #1: プロフィール解説 | Push on! Mycar-life

【GROUND ZERO】GZPCシリーズ緊急サウンドインプレッション! #1: プロフィール解説

メイドイン・ジャーマンの実力ブランド“GROUND ZERO”のハイエンドスピーカー『GZPC』シリーズがラインナップを一新させた。

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【GROUND ZERO】GZPCシリーズ緊急サウンドインプレッション!

メイドイン・ジャーマンの実力ブランド“GROUND ZERO”のハイエンドスピーカー『GZPC』シリーズがラインナップを一新させた。

日本に初上陸してまだ2年目の“GROUND ZERO”だが、すでに多くのファンを獲得。注目度も日に日に高くなっている。そんな同ブランドの主力スピーカーが新しくなったと聞いて、すぐさま試聴取材を申し込んだ。今週より4回にわたり、その模様を詳しくリポートする。

“GROUND ZERO”のストロングポイントといえばまず、ラインナップの幅広さだろう。パワーアンプ、スピーカーともに、スーパーハイエンド、ハイエンド、ミドル、エントリーと、レンジが幅広い。

そしてもちろん、音質性能が高いことも強みだ。スーパーハイエンド機の音は、まさに垂涎のレベル。そして他のグレードのモデルも、それぞれコストパフォーマンスが高いと評判だ。初心者からマニアまで、幅広い層に訴求できたことが、短期間で多くのファンを獲得できた要因だろう。


本格カーオーディオブランド“GROUND ZERO”のハイエンドスピーカー『GZPC』シリーズがラインナップを一新!::緊急! サウンド・インプレッション!<br />
 #1: <span>プロフィール解説</span><br />

そんな注目のブランド“GROUND ZERO”が、早速、ハイエンドスピーカー『GZPC』シリーズをモデルチェンジさせてきた。

前モデルとは何が違っているのか。まずは、変更点からみていこう。

大きな違いは、2ウェイコンポーネントから、3ウェイ構成になったことだ。2ウェイコンポーネントもラインナップしているが、3ウェイのコンポーネントも追加され、さらには、3ウェイの各ユニットそれぞれが単品(ペア)でも購入できるようになった。つまり、システムレイアウトを選べて、さらには、ステップアップの状況に合わせてユニットを追加することも可能になったのだ。ユーザーの楽しみの幅が、一気に広がった。

価格は以下のとおり。以前の2ウェイコンポーネント『GZPC 165SX』が20万円(税抜き・以下同様)だったのに対し、今年モデルの2ウェイコンポーネント『GZPC 165SQ』は22万円。ちなみに3ウェイコンポーネント『GZPC 16.3SQ』は今のところ価格は未定。パッシブクロスオーバーが現状、開発中とのことで、コンポーネントでの発売開始までは、まだ少々時間を要しそうだ。

各ユニットは、2.8cmドームツィーター『GZPT 28SX』が9万6000円(ペア・以下同様)、8cmミッドレンジスピーカー『GZPM 80SQX』が6万3000円、16.5cmミッドウーファー『GZPK 16SQ』が8万2000円。

パッシブネットワーク抜きで2ウェイを購入することもできるようになったので、ネットワークを必要としないユーザーには、むしろリーズナブルになったといえる。


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各所、構造・素材もブラッシュアップされている。仕様変更の目玉は、ミッドウーファーの振動板だ。以前はアルミニウム合金だったが、今回のモデルはそれにセラミックコーティングが施されている。前モデル『GZPC 165SX』を試聴した時、量感が豊かで躍動感も十二分な低域が特に好印象だったのだが、そのあたりが今回どのようになったのか、大いに気になるところだ。

ツィーターは、シルクドーム型であること、磁気回路にネオジウムマグネットを使っていることなどは同様だが、口径が、2.5cmから2.8cmに変更されている。スーパーハイエンドグレードの『GZPC Reference28』(税抜価格/16万2000円・ペア)と同様の口径となった。同機に注入されているテクノロジーがフィードバックされているとのことなので、こちらの音にも大きく期待が膨らむ。

素材、パーツ、設計、組み立て、すべてにこだわりが注入されているのは、前モデルと同様だ。そのあたりはさすがは“GROUND ZERO”と言ったところ。製品の端々から、しっかり作られていることが見て取れた。

さて、音のほうがどうだったのか…。気になるサウンドインプレッションは、次週より詳しくお届けする。2ウェイ、3ウェイ、それぞれの音の特長はどうなのか、前モデルと比べての進化度合いは、そして他社モデルとの違いはどうなのか、多角的に試聴してきた。お見逃しなく。

《太田祥三》
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