話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #8: ZEPT(ゼプト) | Push on! Mycar-life

話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #8: ZEPT(ゼプト)

カロッツェリアXのニューパワーアンプ、RS-A09X。その実力を探るべく、全国の有名プロショップに取材を敢行している当シリーズも、いよいよ今回で最終回だ。

カーオーディオ カーオーディオ特集記事
話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション!

カロッツェリアXのニューパワーアンプ、RS-A09X。その実力を探るべく、全国の有名プロショップに取材を敢行している当シリーズも、いよいよ今回で最終回だ。

大トリを務めてくれるのは、北海道の実力店・ゼプトの佐々木さん。佐々木さんのRS-A09Xに対するジャッジやいかに…。

まずは、RS-A09Xのベースモデル、RS-A99Xについてお聞きした。

「カロッツェリアのスピーカー、1000RSシリーズを鳴らすのに、とても良いアンプだと思っています。コストパフォーマンスも高いですよね。ある程度の領域にまで到達しているお客様には、特にオススメしてきました。

当店の場合、カロッツェリア・DEH-P01からカーオーディオをスタートさせる方が多いんですね。最初はP01の内蔵アンプで聴いて、その後ゆっくりと、スピーカーなり外部アンプを進化させて、その都度サウンドの変化を楽しむ。そういった方々が、最後に目標とするパワーアンプがRS-A99X、というイメージですね」

“いつかはRS-A99X”、といういう位置づけだったという佐々木さん。RS-A09Xについてはどのような評価なのだろうか。


話題のモデルの実力の神髄に迫る!::カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #8: ZEPT(ゼプト)

「デリバリーが開始されるより前に、メーカーから試聴機を借りることができ、店頭で試聴会を開いたんです。週末、まず土曜日に、RS-A09X+1000RSで聴いてみました。いい音だとは思ったのですが、お客さんのテンションもあまり上がらず、ぼく自身も、まあこんなもんかな、という感じで聴いていたんですね。で、お客さんが帰ったあと、改めて99Xと聴き比べてみたんです。

そうしたら違いがはっきりと分かって(笑)。これは、比較試聴をしないとだめだ、と気が付きました。09Xだけで聴いてもちろんいい音なんですが、99Xと比べてここまで違うんだということに衝撃を受けたんですよ。99Xを評価しているだけに、インパクトが大きかった。お客さんにも聴き比べをしてほしいと思いました。

なので早速、PRS-D700、PRS-A900、RS-A99X、RS-A09X、4台の比較試聴イベントに変更して、改めて案内のメールを出したんです。

聴き比べをすると、RS-A09Xの音の良さが圧倒的で、みなさん驚かれていましたね。“遮音カーテンが取れた”くらいの違いがあります(笑)。ダンピングファクターの向上が音に大きな影響を与えているんでしょうね。あと、電源回路がより強力なんだと思います。RS-A99Xと同じボディの中に、こちらは2ch分の回路しか入っていないわけで、その分、ドライブ能力もセパレーションも、相当に向上していますね」

使い勝手や、導入プランについてはどうなのだろうか。

「使いやすいアンプだと思います。調整が決まるとそれがはっきりと分かりますので、音が作りやすいですね。音像の大きさの調整もしやすいです。音像って大きければいいというものでもなくて、フロントガラスのサイズによって適切な大きさがあると思うんですね。RS-A09Xなら、タイムアライメントとクロスオーバーを駆使することで、比較的容易に音像の大きさを適切なサイズにまとめていけますね。

導入方法ですが、人それぞれ、その方のペースで、1台1台じっくりと増やしていけばいいと思います。まずはミッドウーファーに使うのがおすすめですね。ツイーターの再現性を上げることにコダワリがある場合は、ツイーターから使ってもいいと思いますが、まずは広い帯域を担当するミッドウーファーに使用するのが妥当だと思います」

最後にまとめていただいた。

「手をかけただけ、それに応えてくれるアンプです。調整においてもそうですし、ケーブルを換えたり、スピーカーを換えたり、それぞれで違いをはっきりと表現してくれると思います。“いつかは使ってほしいアンプの決定版”と言っていいと思いますね(笑)」

《太田祥三》

特集

関連ニュース

page top