話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #6: フィスト | Push on! Mycar-life

話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #6: フィスト

カロッツェリアXのニューパワーアンプ、RS-A09Xの実力を浮き彫りにすべく、全国の有名プロショップにそのインプレッションをお聞きしている当シリーズ。

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話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション!

カロッツェリアXのニューパワーアンプ、RS-A09Xの実力を浮き彫りにすべく、全国の有名プロショップにそのインプレッションをお聞きしている当シリーズ。

今週は、北海道旭川市の人気店・フィストの山内さんにご登場いただいた。山内さんのRS-A09X評やいかに…。じっくりお読みいただきたい。

ところで、山内さんもRS-A09Xのベースモデル、RS-A99Xを高評価している1人。パイオニアカーサウンドコンテストに出場させていたデモカーでは、RS-A99Xを2台使用していた。

「RS-A99Xが登場して以降は、デモカーのパワーアンプはずっとRS-A99Xでした。この価格帯の製品の中では、バランスが取れているモデルです。音色に色づけがなく、ナチュラルですよね。どのようなスピーカーに合わせても、それぞれのスピーカーの性能をしっかりと発揮してくれます」

では、RS-A09Xについてはどうなのだろう。

「最初は、お店のデモボードで聴いてみました。カロッツェリア・TS-Z1000RS(2ウェイ)をパッシブクロスオーバーネットワークで鳴らしてみました。電源を入れてからある程度時間を置いたら、表情が一変しましたね。スピーカーを生き生きとストレスなく鳴らすんです。振動板が正確に動き、正確に止まる。音色的な面で言えば、とにかく情報量が多く鮮度が高い。なので、空間表現が豊か。高域の伸びも良い感じですね。第一印象から気に入りました」

試聴ボードでの試聴で、その性能の確かさを確認した山内さん。クルマに装着しての感想はいかがだったのだろうか。


話題のモデルの実力の神髄に迫る!::カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #6: フィスト

「お客さんのクルマに取り付けたのが最初です。RS-A99Xを使用している方のクルマで、試しに一台入れ換えて聴いてみようということになりました。フロント3ウェイ+サブウーファーというシステムで、フロント3ウェイを2台のA99Xで鳴らしていました。1台でツイーターとミッドレンジを、もう1台でミッドウーファーを。ミッドウーファーはブリッジしてつないでいました。ちなみに、サブウーファー用のアンプは、カロッツェリア・PRS-D700です。

で、ミッドウーファー用のアンプをRS-A09Xにつなぎ替えて聴いてみたんですね。ミッドウーファーだけを換えて、どこまで変わってくるのかは半信半疑でしたが…。

聴いてみて驚きましたね。明らかに良くなりました。全帯域に渡って伸びやかな音になったんですよ。ステージの、高さ、幅、奥行きがそれぞれ広がっていました」

クルマへの実装で、さらにRS-A09Xの実力を確信した山内さん。使いこなしについての攻略法もお聞きした。

「今使っているシステムで、1台1台順番に導入していくと良いと思います。先ほどの例のように、4ウェイのどれかをRS-A09Xに換えただけで全体が変わりますから、1台1台順番に入れて、その都度、音の変化を楽しむとお得だと思うんですよ(笑)。もちろんすべてのスピーカーをA09Xでマルチ駆動させることがベストですが、そこに到達させるのを急ぐ必要はないと思います。


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最初にどのスピーカー用として導入するかですが、サブウーファーから使ってみるのもアリですね。普通サブウーファーでは、エンクロージャーの設計でサウンドをコントロールします。しかしRS-A09Xを使えば、アンプである程度サウンドをコントロールできますね。駆動力が高いからです。つまり、スペースの問題などで理想通りのボックスを作ることが難しい場合でも、RS-A09Xならその部分をカバーしてくれると思うんです。音の土台ですから、全体のサウンドへの影響も大きく、下から換えていくのは効果も高いと思います。

RS-A09Xはとにかく、音が正確です。なので調整のちょっとした狂いでアラが目立ってしまいます。しかし、それだけに調整はしやすくなりましたよ。良い悪いがはっきりと分かりますので、ジャストに合わせやすいんです。使いやすいパワーアンプだと思います」

最後にまとめていただいた。

「どのようなスピーカーと組み合わせても、それぞれの良さを引き出してくれるパワーアンプです。ハイエンドシステムを目指す方なら、候補に入れて検討する価値は十分あると思います。お近くの方はぜひ1度、その音を確認しにお越しいただきたいですね」

《太田祥三》

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