【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く! #7: サウンドステーション アミューズ(広島県) | Push on! Mycar-life

【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く! #7: サウンドステーション アミューズ(広島県)

話題のパワードサブウーファー、カロッツェリア・TS-WH1000A。同社の独自技術、HVT方式を活用した小型・薄型パワードサブウーファーだ。その実力のほどを探るべく、全国の実力プロショップに取材を敢行している当コーナー。

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【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く!

話題のパワードサブウーファー、カロッツェリア・TS-WH1000A。同社の独自技術、HVT方式を活用した小型・薄型パワードサブウーファーだ。その実力のほどを探るべく、全国の実力プロショップに取材を敢行している当コーナー。

今回は、広島県の人気ショップ、アミューズの岡本さんにお話を伺った。

まずは、岡本さんが考える理想的なパワードサブウーファー像についてお聞きした。

「低音の質を考えると、ある程度大きなタイプをおすすめしたいところですが、パワードタイプに興味のある方の多くは、ラゲッジスペースの積載性を落としたくないと思っていらっしゃいますよね。そうなるとシート下に置けるものということになるのですが、小型でいいものは限られています。ローのローだけをしっかりと鳴らせるものは意外に少ないんです。フロントスピーカーの取り付けをしっかりと行うと、フロントからある程度下の帯域まで出すことができます。そこに、例えば60Hzくらいでクロスをかけているのに120Hzくらいの音まで鳴ってしまうパワードを入れたら、むしろ全体の足を引っ張ってしまうことになるんですよ。あと、ボディ自体が鳴ってしまうものもおすすめできませんね。ボディがしっかりしていることは、最低条件だと考えています」

さて、ひとまず上記については一旦置いておいて、TS-WH1000Aについてである。

「HVT方式のサブウーファーと聞いて、最初はピンときませんでした。HVT方式のスピーカーに、低音がしっかり鳴る、というイメージを持っていなかったんです。

ただ、発表会でのデモを聴いて、作りがしっかりしていてボディが振動していないことには好印象を持ちました。


carrozzeria期待値MAXユニット::カロッツェリア・新Vシリーズ・WH-1000A::バリューをプロショップに訊く! #7: サウンドステーション アミューズ(広島県)

じっくり音を聴けたのは、実機がお店に来てからです。試聴ボードのスピーカーと組み合わせて聴いてみると、ちゃんとローのローだけを鳴らしていて、良い製品であることがわかりましたね。

実際にクルマに着けてみて、さらに評価が上がりました、すごく調整がしやすかったんですよ。そこから鳴っている感じがしないので、ボリュームを上げても左側(助手席下に着けた場合)に音が引っ張られることもありません。前方定位しやすいですね」

岡本さんがパワードサブウーファーに求める条件を、TS-WH1000Aは十分に満たしていたわけだ。

「取り付け性が高いパワードをお求めの方には、真っ先にすすめられる製品の1つですね。シート下に入れておしりがむずむずすることがないので、運転席の下に入れてもいけると思います。助手席の下がパッシブや地デジチューナーで埋まっている方には、もってこいの製品だと思います。」


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「フロントスピーカーをちょっといいものに交換したら、次はパワーアンプの追加か、パワードサブウーファーの追加、どちらかにステップアップされることになると思いますが、後者に進んだ場合、これを選んでおけば間違いないですね。ステップアップの楽しさを存分に味わえると思います。期待を裏切らない製品です」

カロッツェリア・TS-WH1000A。気軽に低音を増強したい人、そして、確かな満足を得たい人にぴったりの製品であることは、間違いなさそうだ。

《太田祥三》

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