カスタムフリークに贈るスペシャル企画。
今週と来週・第4回は大阪の実力派ショップ、カーオーディオクラブ 作、ランドクルーザープラドをご紹介。システムデザインを含めトータルなルックスはまさにショーカーの領域だ。アイデアを盛り込んだ創作力あふれる作風は圧巻。高みあるビジュアルの愉しさと高音質を達成。専門店ならではの技に注目！
ロックフォードを全面採用。カスタムの醍醐味を魅せる。
ランクルと言うと大型4WDというイメージを持っている人もいるだろうが100、200系のヒット以降、世界で最も名の通ったトップクラスのSUVカーである。姉妹車である150プラドも同様、安定した走行性、豊かなキャビンとエグゼクティブな貫禄があり、インストレーションを見据えるとき、自由なデザインが可能である。オーナーの酒井さんは過去、bB、エルグランド、ティーダと乗り継ぎ、昨年秋プラドを購入。実用車としてまたショーカーとして訴求するインストレーションをカーオーディオクラブに依頼された。以前から大きなキャビンを持つプラドに感心があり、前車に使っていたアルパインF#1ステータスなどはそのまま流用、その他はすべてロックフォードでまとめたシステム構成となっている。
リアキャビンに展開されたコンポーネンからご説明したい。正面上部にはレグザの19インチモニーターを2枚。電動アクチュエーターを使いディスプレイモニターが立ち上がる。またハッチ裏面には22インチを投入。スピーカーはご覧のように外向きとしてロックフォードのPPS8-6/16.5cmミッドレンジを左右2×2本とトゥイーターには高能率設計のPP4--Tを装備。ハッチにはコアキシャルT142をモニターサイドに3本づつ装着。サブウーファーは12インチのT2D212を2本が鎮座し、ハンパないほど大きなマグネットに驚いてしまう。
（サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む：左側クリックで戻る）
パワーアンプは計4枚搭載され、サブウーファーの手前に見えるのがT1000-4で、こちらはフロントステージ用となっている。その他のパワーアンプは床部下にビルトイン。精彩な光を発するLEDライトをふんだんに使用。細やかな仕込みにより、搭載のコンポーネントをグッと引き立てている。
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これだけのシステムを作り上げて行くとき、コストや時間だけでなく、トータルなセンスとデザイン、そして仕上がりや音創りがキーポイントになってくる。搭載機器の選択からはじまり、目的に応じたブロックダイヤグラムの構築。素材選びやアクセサリーなど、細やかな打ち合わせとともにオーナーの思いがカタチとなる。もちろんインストーラーの力量は最重要だ。来週はヘッドユニット & プロセッサー、フロント周りを説明をしよう。
