【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #11: 3way化に向けてフロントドア加工編2 | Push on! Mycar-life

【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #11: 3way化に向けてフロントドア加工編2

先週お伝えした段階でスコーカーの取り付け位置が決定した。そして今回はとうとうドアの一体化成形に入っていくのだが、スピーカーの性能をより良く発揮させる為に同時進行でデッドニングの見直しが行われた。

カーオーディオ デモカー製作記
【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画

先週お伝えした段階でスコーカーの取り付け位置が決定した。そして今回はとうとうドアの一体化成形に入っていくのだが、スピーカーの性能をより良く発揮させる為に同時進行でデッドニングの見直しが行われた。


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Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #1
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #2
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #3

写真左が今までのデッドニングで、写真中がデッドニング見直し後となる。使用したマテリアルはMycar-life編集部イチオシのStP BOMBで施工した。順序が変わっているのでお見せできないが、ミッドバスが付いている段階で重低音が入っている楽曲を鳴らして補強が必要な場所を細かくチェックしている。単純に貼ればいいという訳では無く弱い部分を補強していかないと効果は薄く、何も貼らないところもあれば2~3枚が重なる部分もある状態だ。そして写真右が全面にStP BTB10 GOLDという吸音材を貼った状態だ。この吸音材を貼ったのは、デッドニングすることでスピーカーから伝わってきた振動が高周波に変換され、その変換された高周波を吸音材で吸い取り付帯音を極限まで無くす効果を狙って貼ったものである。


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Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #4
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #5
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #6

そしていよいよドアの一体成形。今回の施工ではポケット部分を潰してアウター化するために不要なポケット部分をカットするところから始まっている。そこに完成前のバッフルを装着してアウター部分をMDFを使いベースを作っている。当然パテを使って成形をするのだが、強度を確保する為にパテの使用は極力減らすのがQUANTUM流だそうだ。そしてパテを入れて削りだした状態となる。この時点でラインも出ていて強度も確保されたアウターパネルとなった。


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Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #7
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #8

完成したアウターパネルにもStP BOMBを使ってデッドニングを行っている。StP BOMBは非常に制振・吸音・遮音効果が高いので、貼りすぎると効き過ぎて音の響きが無くなってしまうので注意。スピーカー周りは重点的に貼り、その他の部分には貼りすぎないように効果的に貼っている。そして仕上げにStP BTB10 GOLDを貼ってアウターパネルの施工が完了。パネル下部は元々ポケットだったので何もしないと空間になってしまうので、しっかりと吸音を行う事で付帯音を極力減らす効果を狙っている。


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Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #9
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #10
Mycar-lifeデモカー製作記 #11: #11

実質7日間の作業で今回の施工は完成した。全ての工程を見るとこで、見た目だけではなく見えない所の方がプロショップの技術が詰まっているんだと実感した今回の作業。そして気になる音の方は…

出てくる音の透明感が全く違う。これはアウターにする一番の効果であるが、ドアの施工をしっかりとやったおかげで低域から高域まで解像感を保ちながらしっかりとなっている印象。管楽器は管楽器らしく艶やかに響き渡り、打楽器は音の強弱や残像感をしっかりと表現する。この後に調整をしてもらったのだが、最初の印象から更に凄さが増して求めていた音の厚みやスピード感を見事に表現してくれた。

この結果を踏まえて今週末に石川県で行われる百万石サウンドミーティングに向かいます。今回エントリーしているのは『内蔵アンプ・サウンドD・ファーストD』の3部門。まだやりたいことは多々あるが、現時点でもかなりのレベルに仕上がっていると思うので…3部門入賞を目指して頑張ってきます!

イベント当日は常時試聴可能状態にしておくので、来場したユーザーは是非ともMyCD or MyUSBを持って遊びに来てくださいね。

《藤澤純一》

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