【プロショップ訪問記】SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県): 情熱を込め、丁寧にオーディオを仕上げる『音大工』! | Push on! Mycar-life

【プロショップ訪問記】SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県): 情熱を込め、丁寧にオーディオを仕上げる『音大工』!

【SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)】情熱を込め、丁寧にオーディオを仕上げる『音大工』!

カーオーディオ ショップ訪問記
【プロショップ訪問記】SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)


【SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)】情熱を込め、丁寧にオーディオを仕上げる『音大工』!

愛媛県・東温市に店舗を構える『サウンドカーペンター』。サウンドコンペに多くの優秀車両を送り込むお店として、また、カスタムカーオーディオ車両の製作も得意とするお店として知られている、実力ショップだ。

ところで、店名の『サウンドカーペンター』とは何を意味するのか。ずばり『音大工』。この店名には、代表・仲尾さんの自らのルーツに対するプライドが込められている。仲尾さんの祖父は、宮大工。幼稚園に通う頃、祖父から初めてもらったプレゼントは、なんと『ノミ』だったという。祖父の影響を受け、もの作りは子供の頃から好きだったという仲尾さん。そんなバックボーンが店名の『サウンドカーペンター』に隠されている。


SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)


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SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)#1

SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)#2


創業は2001年の7月。7年間勤務していたショップからの独立という形でお店をスタートさせ、以来、こつこつと実績を積み上げてきた。

当初は、ハデな作りを好むクルマいじりの好きなユーザーが多く集まって来たという。3年後にはカロッツェリアXの認定店となり、これをきっかけに、音質重視のユーザーも増え始め、今ではハイファイ指向の車両製作が中心になっている。ただ、カスタム車両の製作はむしろ好きだという仲尾さん。根っからの凝り性であり、クラフトマン気質が旺盛で、作り込みには腕が鳴るのだろう。

ところで仲尾さんにとって、カーオーディオとは何なのか。「良い音楽が聴けるシステムがあれば、クルマがその人にとっての癒しの空間になる。クルマをくつろぎの空間に変えるための道具ですかね。そして、よりくつろげるように、癒されるように、作りはキレイでなくてはいけないと思っています」とのこと。

システム提案に際しては、「まずはお客さんの要望ありき、です。良い音に対する自分なりの考えは持っていますけど、それはそれとして、お客さんがどういう音を、作りを求めているか、それを見極めることが大切だと思います。そして、それにプラスαの価値を加えられるように仕上げていきます」、とのことだ。ただ、ついついプラスαが行きすぎてしまい、睡眠時間を削ってしまうことも多々あるようだが…。


SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)


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SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)#5

SOUND CARPENTER<サウンドカーペンター>(愛媛県)#6


お店に集まるユーザーは、30歳前後の若い人たちが中心だが、年齢層は幅広いとのこと。休日ともなれば人が集まり、気がつけば10人くらいが店内に居ることもあるようだ。仲尾さんは基本的にはそれでも淡々と作業を続け、お客さんに自由に過ごしてもらっているとのこと。お店自体がユーザーのくつろぎの空間になっている、というわけだ。

ところで『サウンドカーペンター』に取材に伺うと、ピット、とりわけ木工室がマニアックで楽しい。仲尾さんによってカスタマイズされた専用工具類(工具自体というより、工具を据えてあるテーブルや棚)に仕込まれた創意工夫の数々に見応えを感じる。その整えられた木工室を見れば、仲尾サンの凝り性ぶりは一目瞭然。仲尾サンの仕事に対する情熱、仕事の丁寧さも、木工室を見ることですんなりと納得できる。

音に、作りに、熱く、そして地道に取り組む仲尾さん。自分だけのくつろぎのシステムを、カッコいいクルマを完成させたいアナタ。初級、上級とグレードに関わらず、気軽に『サウンドカーペンター』を訪ねてみるベシ! 期待以上のクルマに仕上げてもらえること、間違いナシ♪

《太田祥三》

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