先週まででMycar-lifeデモカーのサブウーファーが装着されたが、今週はサブウーファーBOXの化粧から作業を開始。
アンプが取り付けてある背面に化粧板をはめ込む作りとしたが大きな問題が発生した。それはトランク上部は純正状態のままだったのだが、張り替えた素材と色のマッチングが予想以上に合わない！ 悩んだ末にどうせならと思い張り替えをお願いして統一感を出す事を優先した。
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そして出来上がったトランクスペース。配線が全く見えないのは当然のこと、アクセントとして赤を使い目を惹く作りとなった。Mycar-life編集部が希望していた実用性を損なわないようにカバーすれば多くの荷物が載せられるようになっている。追加でお願いした張り替えの効果もあって素材の統一感と高級感を得る事ができた。
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では実際にサブウーファーを搭載した事によって何が変わったのだろうか。そこで音響測定装置『SIGE』を使って測定を行って効果をグラフ化してみると大きな変化が見て取れた。まずは全体の音圧レベルが上がっているのが分かる。試聴してみると確かに全体的な肉付けがされているように感じたがグラフ化すると明確にその効果が実感できる。それと違いはやはり50Hz以下の低域部分が下がることなく伸びていて、今まで聞こえなかった、聞こえにくかった低域が鮮明に感じる事ができるのは大きな違いだ。色々なアーティストの音楽を聴いてみたが、こんな低音が入っていたんだ！ と初めて知る事が多く違った音楽に聞こえるのが面白いところ。一つずつステップアップしていくカーオーディオの楽しさを改めて実感した。
これでACG2009にエントリーする土台は出来たわけでコンテストに向けた音響調整を行っていくのだが、どういう傾向が上位入賞の近道なのかをMycar-life編集部は知らないでいる。これだと入賞への道のりは果てしなく遠いので悩んでいたが前年のACGファイナル サウンドファナティック優勝はMycar-life登録ショップのサウンドステーション CAR BOUTIQUE SHINE（岡山県）なので実際に優勝車を聞いてから調整の方向性を考える事にした。
次週はその優勝車を聴いてMycar-lifeデモカーがどれぐらいのレベルにいるのか検証する。
